フランク・オーシャン、2012年の「Lost」がSpotifyで10億再生突破

フランク・オーシャンが、2012年に発表した楽曲「Lost」がリリースから12年を経て、Spotifyで10億再生を達成した。

ミーゴスをフィーチャーしたカルヴィン・ハリスの「Slide」、「Pink + White」に続く、オーシャンにとって3曲目の快挙となる。「Lost」は、彼のデビュー・スタジオ・アルバム『チャンネル・オレンジ』からの4thシングルで、アルバムは米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で2位、R&B/ヒップホップ・アルバム・チャート“Top R&B/Hip-Hop Albums”で首位を獲得した。さらに、2013年の【グラミー賞】で<最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム>に輝き、<年間最優秀アルバム>と<最優秀新人賞>にもノミネートされた。

「Lost」は、2年前にTikTokのバイラル・ダンス・チャレンジによって米ビルボード・チャートで新たな成功を収めていた。2013年には、R&Bソング・チャート“Hot R&B Songs”で25位を記録したのみだったが、2022年1月にストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で39位にデビューし(後に最高23位を記録)、同2月にはR&B/ヒップホップ・ストリーミング・ソング・チャート“R&B/Hip-Hop Streaming Songs”で10位、R&Bストリーミング・ソング・チャート“R&B Streaming Songs”で3位、R&Bデジタル・ソング・セールス・チャート“R&B Digital Song Sales”で2位をマークした。

昨年の【コーチェラ】のヘッドライナーだったものの、ウィークエンド1のみに出演し、翌週の出演を降板したオーシャンは、Billboard 200で初登場1位となった2016年の『ブロンド』以来アルバムをリリースしていない。それ以降、2017年に「Chanel」、「Biking」、「Lens」、「Provider」、2018年に「Moon River」、2019年に「DHL」と「In My Room」、2020年に「Cayendo」と「Dear April」といったシングルを時折発表してきた。

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