小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントを巡る問題です。これまでに明らかになっている6人を含め、県内であわせて14人から健康相談が寄せられていることが分かりました。
湯崎英彦知事
「4月2日午前9時時点で、県内では14人の健康被害などの情報を把握して調査を行っているところ」
県によりますと、健康相談があったのは、県の保健所が3人、広島市保健所が7人、福山市保健所が3人、呉市保健所が1人のあわせて14人です。
今のところ、重症者はいないということで、相談に対して個別に聞き取り調査を進めているとしています。また、県の生活センターにも「自分の買った食品に紅麹が入っていないか心配だ」といった相談が、9件寄せられているということです。
湯崎英彦知事
「今、保健所を中心に相談を受け付けているので、不安に感じるようなことがあれば、遠慮なく保健所にご相談いただきたいと思っている」
さらに、回収命令が出ている「紅麹」成分を含むサプリメント、3商品を摂取した人で体調に異常のある場合は、医療機関を受診するよう呼びかけました。