ドンチッチがリーグ唯一の“月間平均トリプルダブル”を達成/2024年3月の月間ランキング

2024年3月のNBAでは、圧巻の11連勝を飾ったヒューストン・ロケッツがウェスタン・カンファレンスならびにリーグベストの13勝2敗(勝率86.7パーセント)をマーク。イースタン・カンファレンスではボストン・セルティックスが12勝4敗(勝率75.0パーセント)でトップの戦績を残した。

ここからは、2024年3月における主要項目別のスタッツランキングTOP5を見ていきたい。
※以降チーム名は略称、6試合以上に出場した選手を対象に掲載

◆■2024年3月における主要項目TOP5

<平均出場時間>
1位.ジョシュ・ハート(ニックス):41.6分
2位.マイルズ・ブリッジズ(ホーネッツ):39.1分
3位.デジャンテ・マレー(ホークス):38.3分
4位.タイリース・マクシー(シクサーズ):38.2分
5位.ルディ・ゴベア(ウルブズ):37.5分

<平均得点>
1位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):32.5得点
2位.ヤニス・アデトクンボ(バックス):31.8得点
3位.ジェイレン・ブランソン(ニックス):28.8得点
4位.ジェイソン・テイタム(セルティックス):28.4得点
5位.ジェイレン・グリーン(ロケッツ):27.7得点

<平均リバウンド>
1位.ドマンタス・サボニス(キングス):15.1本
2位.アンソニー・デイビス(レイカーズ):14.5本
3位.ルディ・ゴベア(ウルブズ):13.9本
4位.ヤニス・アデトクンボ(バックス):13.4本
5位.ディアンドレ・エイトン(ブレイザーズ):13.1本

3部門でトップ5入りしたゴベア[写真]=Getty Images

<平均アシスト>
1位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):10.1本
2位.イマニュエル・クイックリー(ラプターズ):9.6本
3位.ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ):9.5本
4位.デジャンテ・マレー(ホークス):9.2本
5位.タイリース・ハリバートン(ペイサーズ):9.1本

<平均スティール>
1位.ディアロン・フォックス(キングス):2.4本
2位.アレックス・カルーソ(ブルズ):2.2本
3位.デジャンテ・マレー(ホークス):2.2本
4位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー):2.0本
5位.フレッド・バンブリート(ロケッツ):1.9本

<平均ブロック>
1位.ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ):3.8本
2位.ルディ・ゴベア(ウルブズ):2.3本
3位.ダニエル・ギャフォード(マーベリックス):2.3本
4位.ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ):2.2本
5位.アンソニー・デイビス(レイカーズ):2.2本

3月に1試合あたりで最も長い時間プレーしていたのはハート。リーグ唯一の平均40.0分超えを残し、10.9得点11.9リバウンド6.3アシスト1.1スティールとオールラウンドな働き。

もっとも、リーグで最も大車輪の働きを見せたのはドンチッチだろう。得点とアシストの2部門でトップに立った男は、3月に出場した14試合で平均32.5得点10.1リバウンド10.1アシストと、リーグでただ1人の“平均トリプルダブル”をマーク。

ほかでは大黒柱ジョエル・エンビード不在のシクサーズを支えたマクシーが平均出場時間でリーグ4位、ロケッツ快進撃の主役となったグリーンが平均得点でリーグ5位、ウルブズの守護神ゴベアとホークスを引っ張るマレーが3部門でトップ5位入りを飾っている。

【動画】ロケッツ戦で47得点を奪ったドンチッチのハイライト!

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