小林製薬「紅麹」問題 健康被害の訴え10人に 道内企業1500社に関連か

小林製薬の紅麹を原料にした製品の製造や販売などに関わった可能性のある道内企業が最大でおよそ1500社に上ることが分かりました。

厚生労働省は先月、道内6社を含む全国のべ225社に小林製薬の紅麹を原料として使用している製品の自主点検を要請しました。民間の信用調査会社・帝国データバンクがこの225社と取引のある企業を調査したところ、直接取引関係がある道内企業はおよそ180社でした。また、これらの企業が加工した関連商品の仕入れや販売などを行っている企業はおよそ1400社で、直接取引のある企業と合わせて最大1500社に上ると推計しました。

小林製薬の紅麹成分を含むサプリを巡っては、きょう新たに札幌など道内に住む50代から70代あわせて6人が摂取後に健康被害を訴えていることが確認されました。道内で健康被害を訴えた人は10人になりました。

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