パリ五輪マラソン代表に内定している、天満屋の前田穂南選手が、きのう(2日)大阪市で行われた阪神タイガースのホーム開幕戦で始球式に登場しました。マラソンでは日本記録保持者。一体どんな投球を見せたのでしょうか。
阪神のユニフォームに身を包んだ前田穂南選手です。背番号は誕生日にちなんだ「717」。グローブには自身の持つ日本記録とともに「ARE」の文字が。。。
Q「大阪国際女子マラソンの目標を教えてください」
(前田穂南選手)「アレです」
父親が阪神ファンだという前田選手。1月の大阪国際女子マラソンを走る前は、目標を聞かれると阪神の岡田監督が優勝を表現していた「アレ」というワードを用いて答えていました。
前田選手の「アレ」とは、日本新記録。見事達成し、始球式を務めることになったのです。
(前田穂南選手)
「立つ位置がイマイチ分からない…お辞儀して行ったらいいんですか?」
「どうやって入っていくんですか?緊張してます」
普段、レース前にも見せることのない緊張の面持ちです。
(前田穂南選手)
「手がかじかんで飛ばないかもしれない」
(RSK松村みなみ記者 笑う)
(前田穂南選手)
「なに笑っているんですか!」
(アナウンス)「前田穂南さんです!」
いよいよ、マウンドへ。足元はいつものランニングシューズ。果たして・・・
ダイナミックな投球で、会場を沸かせました。
(前田穂南選手)「全然違うところに飛びました!」
ーレースとどっちが緊張しますか?
(前田穂南選手)
「きょうの方が緊張します」
「こういう機会をまた力に変えて頑張っていきたいと思います」
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