「早急にロボット審判を導入すべき!」ドジャース戦で起きた“不可解なストライク判定”が物議! 米記者らが異議を唱える「身の毛がよだつ三振コールだ」

現地4月2日にドジャー・スタジアムで開催されたロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦で“不可解な判定”があったようだ。

2回2死無塁で「8番」のギャビン・ラックス(ドジャース)が打席に入った場面。ボールカウント2-2とした5球目、相手先発のローガン・ウェブが投じたツーシームが内角に大きく外れたように見えた。ラックスはボールに当たらないように体を遠ざけ、自信を持って見送ったが…。しかし球審のフィル・クッツィ氏の手は上がり、「ストライク」と判定したのだ。
見逃し三振に倒れたラックスは不服の表情を浮かべ、ベンチに引き上げた。まさかの判定にネット上は大荒れだ。地元メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は、「球審フィル・クッツィ氏による身の毛がよだつ三振コールだ」と自身のXで憤慨し、「MLBは早急にロボット審判(ABS)を導入すべき」と要求した。

また「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、同シーンの動画を公開。「文句を言う前に考えてみて!フロントドアのツーシームなんて聞いたことがあるか?ないよね。なぜならドア(ストライクゾーン)まで届かないからね」とボールであったと冷静に分析している。

すでにマイナーリーグでは導入されているロボット審判。MLBでも近い将来、採用されるのだろうか...。

構成●THE DIGEST編集部

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