主演作のヒットで世界進出を果たす賀来賢人

俳優の賀来賢人が3日、インスタグラムで映像制作会社を共同設立することを発表した。賀来は《この度、映像制作会社SIGNAL181をデイヴ・ボイル氏とともに設立する事を発表致します》と報告。

自身が主演と共同エグゼクティブ・プロデューサーを務めたNetflix(ネトフリ)シリーズ「忍びの家 House of Ninjas」の監督だったデイヴ・ボイル氏との共同設立となることを説明した。

「忍びの家」は賀来が主演のみならず、自ら原案。現代に生きる“忍び”の家族の活躍を描いたストーリーで、2月15日にネトフリ配信されると、「今日のシリーズTOP10」で日本をはじめ世界16の国と地域で1位を獲得。「週間グローバルTOP10」(非英語シリーズ)で初登場2位になるなど大ヒットした。

賀来は《『忍びの家』で出会ったデイヴという戦友とともに、誰にも縛られない、自由なクリエーティブをしていきます》とし、《まだ誰も見たことのないオリジナルストーリーを世界に。私たちは動き出しています》と決意表明した。

「賀来は2022年9月に約16年間所属した芸能事務所・アミューズから独立し、現在はフリーで活動している。アミューズにいる限り、俳優として続々といいオファーが続いていたが、おそらく、演じるだけでは飽き足らなくなっての独立だったのでは。ステップアップを重ねての制作会社設立で、世界進出を見据えることになったのだろう」(映画業界関係者)

3月6日からApple Japan YouTubeチャンネルで配信がスタートした、手塚治虫さんの原作を実写化した「ミッドナイト」にも主演。

同作はiPhone 15 Proのみを使用して写真や映像を撮影するというAppleの企画「iPhoneで撮影-Shot on iPhone」で製作され、三池崇史監督がメガホンを取った。

賀来は俳優としての現状に満足せず、次々と挑戦を続けている。

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