約8年ぶりに鳥取県内で出店・ドライブスルー型スタバが米子にオープン その戦略とは? 

3日、鳥取県米子市の国道9号沿いにスターバックスコーヒーの新店がオープンしました。
鳥取県では約8年ぶりの出店で、西部地区では初のドライブスルーを併設した店舗。出店の狙いは一体何なのでしょうか。


「1番乗りを狙おうという考えできた。6時10分くらいから。」
「毎日来たいですね。ここまで近かったら。2回とかも全然。3回でもいいかな。僕は『ダークモカチップフラペチーノ』しか飲んだことがないので、今日もそれを攻めようかなと」

3日オープンを迎えた「スターバックスコーヒー米子中島店」。

鳥取県内では約8年ぶりの出店。
場所は米子市内を走る国道9号沿い、チェーン店が立ち並ぶエリアです。

早速、この春の新作ドリンク「ピンク フルーツ チアアップ」をいただきました。

土江諒 記者
「ストローで吸った瞬間に、ぷるんとしたゼリーが口いっぱいに広がりました。ドリンク自体もスッキリとしていて、春っぽさも感じてこの時期にぴったりなドリンクです」

自慢のドリンクをこれからの時期には嬉しいテラス席で楽しめるほか、鳥取県西部では初めてドライブスルー併設型の店舗。

雨の日でも車から出ずに商品をゲットできます。

そして、ドライブスルー店限定のフードを楽しめるのも嬉しいポイントです。

今では全国約1900店舗を展開するスターバックスですが、振り返ってみれば鳥取県は全国で最後に出店した県でした。

今から11年前の3月、島根県松江市のJR松江駅構内に山陰1号店をオープン。

その2年後の5月、鳥取県に初出店を果たすと初日には約1000人が行列し、国内の店舗のオープン日の売上高で当時の過去最高を記録しました。

そして今では山陰両県の店舗数は新店も合わせ10店舗に拡大。
スタバは山陰の人にとってすっかり馴染みの"サードプレイス"になりました。

今回、新店の出店を決めた理由は何だったのでしょうか。

スターバックスコーヒー米子中島店 吉田美緒 店長
「実はドライブスルー店舗は、鳥取県のお客様にとってご利用いただきやすい店舗で、ずっと検討はさせていただいていたが、お客様の利便性の良い場所とスターバックスの出店条件というところに合致するところを探していまして、この度やっとそこの条件が一致して」

車社会の山陰とあって、以前から米子市内にドライブスルー併設型の店舗の出店を検討をしていたとのこと。

そして今回、米子市内でも交通量が多く車利用者の集客も見込めることから、国道9号沿いへの出店が決まったということです。

スターバックスコーヒー米子中島店 吉田美緒 店長
「朝でしたら通勤や通学の瞬間で使っていただけることができるかと思いますし、夕方でしたら学校から帰る時であったり、お風呂入った後とかでも外に出たくないけどドライブスルーだったら利用しやすいっていうような、よりお客様にスターバックスのドリンクを楽しんでいただける機会になればと思います」

様々なシーンで利用できる新店舗。営業時間は午前8時から午後10時までです。

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