兵庫県内は3日、低気圧や前線の影響で雨が降り続いた。盛りに向けて続々と開花するサクラの花はしっとりとぬれ、花の上を転がる雨粒もほんのり淡い色を映していた。4日は二十四節気の一つ「清明」。
神戸市内は1日にサクラの開花が宣言されたばかり。ソメイヨシノを中心に約20本が植わる花隈公園(同市中央区)ではまだつぼみが目立つものの、ちらほら咲き始めた花をめでる人の姿も見かけられた。
神戸地方気象台によると、湿った空気の影響で4日の明け方まで雨が降るといい、5日以降は天気が回復しそう。ただ、週末は再び雲が広がりそうだという。(大田将之)