2012年に「ブンデス優勝したドルトムントの伝説選手」は、今どうしているのか

2012年にユルゲン・クロップ監督に率いられたボルシア・ドルトムントがブンデスリーガを連覇。そこに日本人選手が所属していたこともあり、大きな話題を集めた。

今回は『Planet Football』から「2011-12シーズンのブンデスリーガを優勝したボルシア・ドルトムントのイレブンは今どうしているのか」をご紹介する。

GK:ロマン・ヴァイデンフェラー

現在:ドルトムントのアンバサダー

2011-12シーズンにドルトムントの守護神として威厳あるプレーを見せたゴールキーパー。欠場はわずか2試合、15回のクリーンシートを達成した。2013年には史上最年長でのドイツ代表デビューを飾っている。現在はドルトムントのアンバサダー。

右SB:ウカシュ・ピシュチェク

現在:ゴツァルコヴィツェ=ズドルイ所属

2010年にフリーでドルトムントにやってきたポーランド代表選手。ユルゲン・クロップ監督に信頼されてサイドバックを任され、リーグ連覇に大きく貢献した。2021年にドルトムントを離れ、故郷のクラブへ移籍。現在も現役を続けている。

CB:ネヴェン・スボティッチ

現在:引退

ボスニア・ヘルツェゴヴィナから5歳でドイツに渡り、その後アメリカで育ったスボティッチ。過小評価されがちだったがそのパワフルな守備はドルトムントに不可欠だった。2018年に退団し、2022年に引退している。

CB:マッツ・フメルス

現在:ドルトムント所属

ドルトムントを連覇に導いたとき、スボティッチとともに世界最強クラスの守備コンビを形成したフメルス。2016年に古巣のバイエルンへ移籍したが、3年後に再びドルトムントへと復帰している。

左SB:マーセル・シュメルツァー

現在:ドルトムントのユースコーチ

2008年にドルトムントのトップチームに昇格してから14年間一筋にプレーしたシュメルツァー。世界でも貴重な「ワン・クラブ・マン」である。2022年に現役引退し、ドルトムントのユースでコーチを務めている。

CMF:イルカイ・ギュンドアン

現在:バルセロナ所属

若くしてドルトムントの中盤でリズムを刻むメトロノームとなったギュンドアン。怪我の問題に悩まされながら、その才能は将来のスターになる運命を感じさせた。後にマンチェスター・シティで頂点を極め、現在はバルセロナで活躍している。

CMF:セバスティアン・ケール

現在:ドルトムントのスポーツディレクター

2002年から2015年まで長くチームを支えたレジェンド。守備的MFとして活躍し、ベテランとして臨んだ2011-12シーズンは3試合しか欠場していない。2018年からドルトムントのフロントとして働いており、2022年からはスポーツディレクターを務める。

OMF:香川真司

現在:セレッソ大阪所属

ブンデスリーガでこのシーズンに13ゴール12アシストという傑出した成績を残した香川真司。最も危険なクリエイターとして名を馳せ、このあとマンチェスター・ユナイテッドへと引き抜かれた。そして2014年に復帰している。現在はセレッソ大阪でプレー。

右WG:ヤクブ・ブワシュチコフスキ

現在:引退

過小評価されがちだった選手の一人であるが、このシーズンには6ゴール10アシストを記録するなど欧州でも最もエキサイティングなウインガーでもあった。「クバ」のあだ名で知られた彼は2023年に引退し、ヴィスワ・クラクフのオーナーグループの一員となっている。

左WG:マリオ・ゲッツェ

現在:アイントラハト・フランクフルト所属

8歳でドルトムントに加入し、それからすくすくと成長したゲッツェ。リーグとカップの二冠を獲得したあと、バイエルンからの誘いを受けて移籍していった。2016年に復帰したものの怪我に悩まされ、PSVアイントホーフェンで復活したあとアイントラハト・フランクフルトへと移籍している。

FW:ロベルト・レヴァンドフスキ

現在:バルセロナ所属

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説明する必要もないロベルト・レヴァンドフスキ。ドルトムントでの2年目では全コンペティションで30ゴール12アシストを記録した。2014年にバイエルン・ミュンヘンへ移籍し、2022年にバルセロナへと加入している。

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