【ベトナム】ハノイの住宅価格、4年で30ポイント上昇[建設]

不動産サービス大手サヴィルズ・ベトナムによると、ベトナムの首都ハノイの2023年第4四半期(10~12月)の住宅価格指数(09年1~3月の平均価格=100)は134.9で、19年第3四半期(7~9月)に底を打った際の104.1から約4年間で30ポイント上昇した。2日付トイバオ・タイチン電子版が報じた。

ハノイの23年第4四半期の1平方メートル当たりの住宅平均価格は、前四半期(23年7~9月)に比べ3%上昇し、4,100万ドン(約1,640米ドル、24万9,000円)だった。成約率は26%で、前四半期に比べ15ポイント、前年同期比では12ポイント上昇した。新たに供給された住宅が販売シェアの43%を占め、成約率は46%だった。

南部ホーチミン市の住宅価格指数は、前四半期から2ポイント上昇し126となった。中古物件の価格は12の区で横ばい、4つの区で上昇した。新築物件の価格は20年と同水準の1平方メートル当たり6,900万ドン。新規供給が全体の78%を占め、成約率は84%に上った。在庫物件の成約率は14%にとどまった。

© 株式会社NNA