栃木県下野市国分寺の桜の名所、天平の丘公園で淡墨（うすずみ）桜が見頃を迎え、花見客で連日にぎわっている。
園内には淡墨桜のほか、三春滝桜や山高神代（やまたかじんだい）桜の子孫樹、八重桜などの桜約500本があり、次々と見頃を迎える。
花曇りとなった3日午前は家族連れなどが来園。見上げるような淡墨桜の巨木に見入り、写真を撮るなどした。茨城県結城市、増山房子（ますやまふさこ）さん（78）は「毎年楽しみに来ており大きな淡墨桜に圧倒される。春本番ですね」と話した。
12～20日の午後5～8時半は桜のライトアップを実施。5月6日までは「第45回天平の花まつり」が開かれており、歌謡ショーやお笑いライブなどのイベントが行われる。
