「社会で必要とされる人材に」 長崎県立大で入学式 792人が新生活スタート

入学生総代として宣誓する寺野さん=佐世保市、アルカスSASEBO

 長崎県立大の入学式が3日、佐世保市三浦町のアルカスSASEBOであり、学部生と院生合わせて792人が期待を胸に新生活をスタートさせた。
 本年度の入学生は、佐世保校(同市)とシーボルト校(西彼長与町)の計5学部に761人、院生は31人。5年ぶりに保護者も会場に入り、新型コロナ禍前と同じ形で実施した。
 式で浅田和伸学長は「大学で何をしたいのか、どんな自分になりたいのか。そのために何をすべきなのか考えてほしい」と激励。入学生総代の看護栄養学部看護学科、寺野有美子さん(18)=県立長崎北陽台高卒=は「これからの社会で必要とされる人材となれるよう、学生としての本分を尽くす」と宣誓した。大学院入学生総代の地域創生研究科、早田優斗さん(22)は「学部よりもさらに高度な専門知識を習得し、研究成果につなげていく」と決意を語った。

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