小林製薬の「紅麹」で岡山県でも健康被害 サプリメントを摂取した40代男性が体調を崩し入院

小林製薬の「紅麹」をめぐる問題で、岡山県でも健康被害です。サプリメントを摂取した県内に住む40代の男性が、体調を崩し入院していたことがわかりました。ほかにも3人が体調を崩して医療機関を受診したということです。

岡山県などによりますと、美作保健所管内の40代の男性が、小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取後に体調を崩し病院を受診したところ、腎臓機能の数値異常があったということです。男性は一時的に入院しました。

小林製薬から大阪市を通じて県に情報提供があったということで、ほかにも県内に住む50代~70代の男女3人も、同じ商品を摂取後に腹痛や倦怠感などを訴えたということです。

(伊原木隆太岡山県知事)
「ご自宅にあるものを引き続き飲まれたりすると被害が大きくなる可能性がございます。ぜひ気を付けていただきたい」

岡山県によりますと、県内111店舗のドラッグストアで対象商品を販売していたということで(現在は店頭販売は中止されているということです)県は、体に異常がある場合は医療機関の受診とともに、最寄りの保健所に相談してほしいと呼び掛けています。

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