新卒入社のエンジニアの約4人に1人が「大卒文系出身者」→学生時代にプログラミング学習経験者は約6割

新卒入社のエンジニアの約4人に1人が「大卒文系出身者」 ※画像はイメージです(buritora/stock.adobe.com)

レバテック株式会社(東京都渋谷区)が運営する、ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント『レバテック』は、このほど「エンジニアの新卒就活」に関する調査を実施しました。同調査によると、新卒入社のエンジニアの約4人に1人が「大卒文系出身者」であることが分かったそうです。

調査は、現在IT専門職に従事し、過去にエンジニアとしての経験がある2342人を対象として、2023年11月にインターネットで実施されました。

新卒入社のエンジニア、大卒文系出身者の割合は24.7%(提供画像)
最終学歴(提供画像)

その結果、全体の79.5%が「新卒でエンジニアになった」と回答。そのうち、最終学歴については、「理系大学卒」(28.61%)が最も多く、次いで「文系大学卒」(24.69%)、「専門卒(情報系)」(14.44%)が続く結果になりました。

新卒入社のエンジニア、約6割が学生時代にプログラミング学習経験有り(提供画像)
【出身学部別】新卒入社のエンジニア、約6割が学生時代にプログラミング学習経験有り(提供画像)

また、新卒でエンジニアになった1863人のうち、「学生時代にプログラミング学習をしていた」と答えた人は63.6%。文系学部の出身者(460人)でも、約2割が「学生時代に学習していた」(20.9%)ことが明らかになりました。

学生時代のプログラミングの学習方法、14.9%が学習サービスを利用(提供画像)

さらに、「プログラミングの学習方法」を複数回答で答えてもらったところ、「学校の講義を受ける」(65.5%)や「書籍を読む」(54.2%)に回答が集まったほか、「技術ブログを読む」(26.9%)、「無料のオンライン学習サービスを利用する」(7.2%)や「有料のオンライン学習サービスを利用する」(4.7%)、「プログラミングスクールに通う」(3.0%)など14.9%が学習サービスを利用してプログラミング技術の向上に取り組んでいることが分かったそうです。

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