絶好調サンフレッチェ広島 首位撃破で2位浮上 昨季から12試合連続負けなし

明治安田J1リーグ第6節。今シーズン、まだ負けていないサンフレッチェ広島は、3日、こちらも負けなし、首位の町田ゼルビアを相手に勝利を収め、2位に浮上しました。

J2からの昇格組ながら4連勝で首位を走る町田ゼルビアとのアウェー戦。今季初、中3日の過密日程でも前節と同じスタメンです。

序盤からボールを支配したサンフレッチェは、前半31分、左サイドの 東俊希 からパスを受けた 満田誠 がドリブル。最後は 大橋祐紀 。せまいスペースでも仕掛けた満田。「そのままシュートを打つ」と大橋も思ったそうですが、満田の選択はパス。オフサイドラインギリギリで巧みなトラップからゴールネットを揺らした大橋は、4試合ぶりのゴールでした。

後半6分、このポジションまで上がっていたディフェンダーの 佐々木翔 がペナルティエリア内で倒されます。VARも介入した中で主審が下した判定はPKとなりました。

キッカーは、先制アシストの満田。きっちり決めて、2対0。満田にとっては6試合目で待ちに待った今シーズン、初ゴールとなりました。

その後、町田が得意とするロングスローからオウンゴールで1点差に迫られますが、雨の中での無敗対決を制したサンフレッチェは、アウェーで今季、初勝利。勝点3を積み上げ、2位に浮上しました。

今季 4ゴール サンフレッチェ広島 大橋祐紀 選手
「 (町田は)すごく勢いのあるチームで首位でしたし、自分たちは気持ちを持って 勝ち点3を持って帰るんだ、自分たちは勝ち続けなきゃいけないと思ってプレーしていますし、そこに気持ちを持って 次(vs.湘南)プレーしたい」

― 次節は7日(日)、中3日でホーム、湘南戦。大橋が古巣を相手にどんなプレーを見せるか注目です。

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