「スムーズに 早く 効率的に周遊してもらいたい」高松市で電動キックボードシェアサービスの実証実験始まる【香川】

香川県高松市で電動キックボードのシェアサービスが新たに始まりました。地域住民や観光客の移動経路を調査し、利便性向上を図ろうという実証実験です。

ちょっとした移動を便利にと、高松市内に導入された電動キックボードです。新しい観光・移動モデルの開発のきっかけにと期待されています。

(小寺記者)
「すごくスムーズで快適です。近場をまわるのであれば有効な移動手段になりそうです」

香川県の地域課題解決を目的に官民一体で行う実証実験で、電動キックボードを使って地域住民や観光客の移動の経路を調査します。最高時速は20キロ、1回のフル充電で約50キロの距離を走ることができます。利用するには専用のアプリのダウンロードが必要で、市内7か所のポートに30台が導入されています。実験を主導するあなぶきハウジングサービスは利用状況を分析し、本格運用を目指したい考えです。

(あなぶきハウジングサービス経営企画室 古家和樹室長代理)
「目的地までもうひとつ届ききらないところを、自転車もあるが、電動キックボードでスムーズに、早く、効率的に周遊してもらいたい。うまくいけば実装に繋げていきたい」

実証実験は6月4日までの2か月間です。マイナンバーカード、スマートフォンと連動した観光情報の提供や、割引クーポンの発行なども実施されます。

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