サクラの名所として知られる岩手県北上市の展勝地で恒例の「さくらまつり」が4日開幕しました。見ごろは4月15日前後となりそうです。
4日はイベントの開幕を告げるセレモニーが行われ、実行委員会の八重樫守民会長が「関係者一丸となってすばらしいまつりにしたい」と決意を述べました。そして地元のこども園の園児も加わって風船を青空に放ってまつりのスタートを祝いました。大正時代、北上川東側の川沿いにサクラの植樹を行い開園した名勝・展勝地は、全長2キロの桜並木をはじめ1万本のサクラが一帯を彩ります。展勝地のサクラはまだつぼみで市は今月中旬の15日前後の見ごろを見込んでいます。それでもイベント初日のきょうは開花を待ちきれない多くの家族連れが展勝地を訪れていました。
(一関市から訪れた人は)
「ぽかぽかだしつぼみもきれいなので来て良かった」
展勝地のさくらまつりは4月29日までの期間中、約20万人の来場者が予想されています。