東京や神奈川など全国各地から「やりたいことは川遊び」 村の小中学校に山村留学生17人 共同生活…掃除も洗濯も自分で

長野放送

長野県泰阜村の小中学校では、今年度、17人の山村留学生を受け入れます。新生活のスタートに合わせ、児童生徒が村役場を訪問し、やりたいことなど抱負を語りました。

泰阜村役場を訪問した小中学生17人。東京や神奈川など全国各地から集まった山村留学生です。

新学期のスタートに合わせ役場を訪問し、村長や職員を前に、抱負を語りました。

4年生・山形から:
「やりたいことは川遊びです」

4年生・岐阜から:
「やりたいのはものづくりや、人や生き物と関わることです」

泰阜村・横前明村長:
「初めて来て、泰阜村どう思いした?山の中だなと思ったと思います。どうしたら楽しく過ごせるか、頭を使って考えてみてほしい」

17人は、NPOが運営する「暮らしの学校だいだらぼっち」で共同生活しながら村内の小中学校に通います。

主体性を育むため、ご飯づくりや掃除、洗濯など身の回りのことは自分たちで行うのがルール。

1日のスケジュールも子どもたちが話し合って決めます。新メンバーで始まる共同生活。楽しみも不安もあります。

4年生・岐阜から:
「失敗しても悔しくてもとにかく楽しみたい。5月病みたいな感じで寂しくなるかも」

6年生・愛知から:
「みんなで一緒に暮らすから、楽しいことが倍になる。トイレが外にあるので、電気がなくてすごく怖い」

山村留学生の新たな1年が始まりました。

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