春の全国交通安全運動 広島でも開始式 歩行者優先や自転車でのヘルメット着用・飲酒運転の防止を呼びかけ

6日から始まる春の全国交通安全運動を前に、広島県庁で開始式が行われました。

春の交通安全運動は6日から全国一斉に始まります。広島県内の人身事故の件数は、ことしに入ってから3月末までで1130件となっていて、去年より51件増えています。

広島県 湯崎英彦 知事
「ドライバーの歩行者に対する保護意識と、歩行者の交通安全意識の向上を図っていくことが重要と考えております」

県内ではことしに入ってからきのうまでに交通事故で23人が亡くなりました。去年の同じ時期に比べて3人多くなっています。

亡くなった人の中には横断歩道を渡っていた歩行者が5人いて、運動期間中、歩行者優先の呼びかけや、取り締まり活動などを重点的に行います。

また、自転車を利用する際のヘルメット着用や、飲酒運転の防止などの啓発活動をします。

春の交通安全運動は、6日から15日まで行われます。

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