県立大学附属高校 校歌完成 作詞した生徒 「親しまれる校歌に」

奈良市にある県立大学附属高校では開校から2年かけて校歌が完成しました。

5日は、作詞を担当した3年生の岡村成志朗さんが、作曲者である奈良教育大学の宮下俊也学長を訪問しました。2022年4月に開校した県立大学附属高校は新しい校歌の作曲を、音楽科教育学を専門とする宮下学長に依頼し、作詞は生徒などから募集していました。岡村さんは、学校が掲げる「自立・貢献・挑戦」をテーマに、これまでの高校生活で感じたことや通学の際に目にした風景などを歌詞にしたと話しました。これに応え、宮下学長は「歌詞が、私のイメージをかき立ててくれた」と振り返りました。

最後に宮下学長と岡村さんは、出来上がった校歌を一緒に聴いていました。岡村さんは、今後、歌い継がれる校歌が生徒から親しみを持ってもらえればと期待しました。

岡村成志朗 さん

「大人になって成長した後でもそういえばこういう校歌でこういう歌詞だったなと成長した後自分たちが挑戦したり生きていく中で少しでも思い出せるようなそんな校歌にしていってくれたらなと思います」

© 奈良テレビ放送株式会社