スローガンは「笑顔で日本一」センバツ決勝の舞台へ!創部4年目 東海大静岡翔洋高校女子硬式野球部

3年前に静岡県内初の女子硬式野球部として誕生した、東海大静岡翔洋高校女子硬式野球部。4月7日、県勢初の全国大会優勝をかけて、春のセンバツの決勝戦に挑みます。創部4年目、笑顔で日本一を目指します。

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東海大静岡翔洋高校、女子硬式野球部です。創部当初から「笑顔で日本一」をスローガンに掲げる彼女たちが、静岡県勢初の全国大会決勝の舞台に挑みます。

4年前に同好会として発足した翔洋の女子硬式野球部。一期生のメンバーはわずか3人でした。

Q.3人での練習は?
「寂しい」「でも楽しい」

高校でも野球がしたい。その思いが彼女たちを突き動かしました。

そして、その1年後。新たに26人の部員が加わり正式に部活動としてスタート。静岡県内初の女子硬式野球部が誕生しました。

<弓桁義雄監督>
「この学園が女子野球に影響を与えることができるような、そんな状況になっていけばいいと思う」

あれから3年。今では県内外から部員が集まり、総勢51人の大所帯となった翔洋の女子野球部。3月下旬に開幕した春の選抜大会では、全国の強豪を破る快進撃を見せ、創部4年目で初の全国大会決勝進出を決めました。

<発足当初から指揮をとる弓桁義雄監督>
「本当にできすぎというか、だた彼女たちが楽しそうに野球をやる姿を見て、後押しをしていただけなので、それが決勝の舞台まで行けたというのは本当によかったと、心から思う。」

チームを引っ張るのはエースの垣崎瑠依選手、そしてリードオフマンの井戸穂花選手です。

<井戸穂花選手(3年)>
「自分の長所は足なので、自分が先頭バッターで出て、みんなで繋いで、(今大会ここまで)無失点の神戸弘陵から点が取れればと思う」

<垣崎瑠依選手(2年)>
「緊張しているけど、でも初めて東京ドームで試合ができるので、楽しみ。自分のピッチングで全力で投げれるように頑張りたい」

決勝戦の相手は、全国三冠を達成した強豪・神戸弘陵。過去11回の全国制覇を果たしている女王を相手に「笑顔で日本一を」勝ち取りにいきます。

<宮茉夢主将(3年)>
「野球を高校でもやりたいと、自分たちのプレーを見て思ってもらえるような人を増やしたい。それは楽しんでいるところを見せて、野球は楽しいんだと自分たちが伝えていきたい」「とにかく日本一に、笑顔で日本一になれるように全員で一つになって頑張ります」

東海大静岡翔洋高校女子硬式野球部は、4月7日に東京ドームで行われるセンバツの決勝戦で、兵庫県の神戸弘陵と対戦します。

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