ブルージェイズ・菊池雄星が6回途中無失点7Kの好投 打線援護なくヤンキー・スタジアム3連勝ならず

● ヤンキース 0-3 ブルージェイズ ○
<現地時間4月5日 ヤンキー・スタジアム>

トロント・ブルージェイズが完封リレーでヤンキースに勝利。菊池雄星投手(32)が先発登板し、6回途中無失点、7奪三振と好投したが、勝ち星は付かなかった。

菊池の今季2度目の先発登板は、ランナーを出しながらも、三塁を踏ませない投球。3回裏には二死一、二塁、この試合最大のピンチを背負ったが、4番スタントンから空振り三振を奪った。6回裏の先頭打者ソトを三飛に打ち取ったところで2番手イミ・ガルシアへ交代。この試合は5回1/3、96球を投げ、4安打、2四球、7三振、無失点という投球内容。打線の援護なく、今季初勝利はお預けとなった。

チームは7回表に代打アーニー・クレメントが今季1号のソロ本塁打を放ち、これが決勝点。菊池の後を継いだブルペンは4投手がヤンキース打線を僅か2安打に封じ、完封リレーで同地区相手のカード初戦を制した。

前回登板は5回投げ切れず、3失点を喫し敗戦投手となった菊池だったが、この試合は好投。今季の防御率は2.79に低下した。昨季4月からヤンキー・スタジアムで2連勝を収めており、記録更新とはならなかったが、相性の良さを発揮した。

© 株式会社シーソーゲーム