8回裏開始時4-2の試合が10-7の劇的決着 痛恨失策マクマーンが逆転サヨナラ満塁弾

○ ロッキーズ 10x-7 レイズ ●
<現地時間4月5日 クアーズ・フィールド>

コロラド・ロッキーズが最終2イニングの攻防を制し、レイズにサヨナラ勝ち。ライアン・マクマーン内野手(29)が逆転サヨナラ満塁弾を放った。

ロッキーズのホーム開幕戦となったこの試合は、8回表のレイズの攻撃を終えたところで4対2、ロッキーズが2点をリード。さらに8回裏、クリス・ブライアントが1号2ランを放ち、4点差で最終回へと入った。

9回表、ロッキーズは守護神ジャスティン・ローレンスを登板させるも、これが誤算。5安打を浴び4失点、まさかの救援失敗で降板。同点、なおも二死二塁という状況で8番シリが放った三塁線の打球を三塁手マクマーンが好捕。ところが、一塁へ悪送球し逆転の走者が生還。痛恨の失策で勝ち越し点を献上した。

逆転を許したロッキーズだったが、今度は相手守護神が三者連続四球の乱調で満塁のチャンスを作ると、一死の後、5打席目を迎えたマクマーンが初球を右翼スタンドへ叩き込み、逆転サヨナラ満塁本塁打。名誉挽回の一発でロッキーズはホーム開幕戦に勝利。2013年のドラフト指名からロッキーズ生え抜きのマクマーンが48,399人のファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

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