福島県喜多方市「さくらまつり」開幕 約3キロにわたるシダレザクラ並木 12日からライトアップも

テープカットで開幕を祝う遠藤市長(右から3人目)ら

 福島県喜多方市の「喜多方さくらまつり」は5日、開幕した。日中線記念自転車歩行者道沿いに約3キロにわたって咲くシダレザクラを楽しめるイベントで24日まで。12日から21日まではライトアップされる。

 市によると、5日現在つぼみの状態で、今月中旬ごろに見頃を迎える見込み。5日は旧喜多方商高跡地臨時駐車場で開会式が行われ、遠藤忠一市長ら関係者がテープカットして開幕を祝った。期間中、会場周辺には約50の飲食・物販ブースが並ぶ。遠藤市長は「日中線の廃線から40年を迎えるのを契機に『花でもてなす喜多方』の核として全国、世界の方に桜を見てリフレッシュしてもらいたい」と語った。

 ライトアップは桜並木にあるSLを中心に約500メートル区間で午後6時30分から同8時まで点灯する。臨時駐車場の利用者に車両1台につき500円の協力金を求める。

 問い合わせは桜並木コールセンターへ。

© 株式会社福島民報社