衆院長崎3区補選 維新・馬場代表が大村入り 「改革 政治に信頼を」

「維新の会は有言実行でやり続けてきた」と訴える馬場代表=大村市内

 日本維新の会の馬場伸幸代表は5日、衆院長崎3区補欠選挙(16日告示、28日投開票)に立候補を予定している同党の新人、井上翔一朗氏(40)の応援で大村市に入った。街頭演説で「政治改革を行い、もう一度政治に信頼を取り戻していく」と述べた。
 馬場代表は、自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り関係議員の処分を決めたことに触れ「やっぱりこの問題の総責任者は岸田首相。政治家としてトップが責任を取るべきだ」と批判した。
 日本維新の会は大阪で「身を切る改革」に取り組み、将来世代への投資を進めてきたとアピール。「有言実行でやり続けてきた。やらないのに約束する政党とは違う」と述べ、「選挙に行っていただき、今までの歴史をひっくり返そう」と呼びかけた。大村での演説後、馬場代表は県庁を訪れ大石賢吾知事と面会した。

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