長崎県警察学校・97人入校 「良心に従い職務遂行」 

中山本部長から辞令を受け取る山口巡査(左)=長崎市、県警察学校

 長崎県警察学校(長崎市小江原5丁目、江口正広校長)で5日、入校式があり、計97人が警察官や一般職員として一歩を踏み出した。
 入校生は初任科短期課程(大卒程度)43人、初任科長期課程(高卒程度)42人、一般職員初任科12人。短期課程は約6カ月、長期課程は約10カ月、一般職員は約4週間、法律の知識や警察の実務を学んだ後、交番や署へ配属される。
 入校生を代表し、篠原拓人巡査(22)が「良心に従い、不偏不党かつ公平中正に職務の遂行に当たる」と宣誓。中山仁本部長は「県民の期待と信頼に応える力強い警察を体現すべく、基礎を磨いてほしい」と激励した。
 代表して辞令を受け取った山口文煕巡査(30)は、県外で7年間、刑務官として勤務していた。「地元で再出発。犯罪の起きにくい社会を実現できるような警察官になりたい」と決意を語った。

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