マカオ、清明節ホリデー2日目のインバウンド旅客数は13.5万人…事前予測上回るペース

清明節にあたる4月4日、マカオ当局が墓参者らにデング熱予防グッズを配布するなどの啓蒙活動を展開(写真:GCS)

 目下、マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では清明節ホリデーを迎えている(4月4〜6日の3連休)。

 マカオ治安警察局が4月6日未明に公表した出入境統計データによれば、清明節連休2日目(4月5日)のインバウンド旅客数は13万5661人(延べ、以下同)だったとのこと。このうち中国本土との主要な陸路の玄関口となる關閘イミグレーション経由が7万4441人に上り、イミグレーション施設別でトップ。2位は港珠澳大橋マカオ側イミグレーションの2万1184人、3位は横琴イミグレーションの2万0566人。

 2日間累計のインバウンド旅客数は27万2924人、単日平均は13万6012人。マカオ政府旅遊局は今回の清明節連休中の単日平均インバウンド旅客数について、約10万人との事前予測を示しており、2日目まではこれを上回って推移している状況。

 なお、マカオにとって第二の旅客ソースの香港では清明節当日の4日のみパブリックホリデーの飛び石連休となっており、今回の清明節ホリデーで中国本土と香港の休みが重なるのは初日と3日目の2日間。

 清明節はお墓を清め、祖先を供養する日として知られ、マカオでも多くの人が墓参に訪れた。

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