広島の新外国人・ハッチ、来日初登板は5回3失点 粘り切れず5回二死から被弾

◆ OP戦時同様、走者を背負った投球に課題残す

広島の新外国人トーマス・ハッチ投手(29)が6日、本拠地・マツダスタジアムでの中日戦で来日初登板初先発。5回8安打3失点の結果で降板し、来日初白星はお預けとなった。

初回は3者凡退の好スタート。2回は二死満塁で9番・涌井に三遊間を破りそうなゴロを許したが、三塁・田中が横っ飛びで処理しピンチを脱した。

0-0のまま迎えた3回は先頭の1番・三好に左前打を許するなど一死一、三塁のピンチを招き、4番・中田に中犠飛を許し先制された。その後も安打を許し再び二死満塁としたが、最後は7番・加藤匠を空振り三振に仕留め追加点は許さず。4回は8番から始まる下位打線をキッチリと抑え、初回以来の3者凡退でゼロを刻んだ。

最少失点のまま5回のマウンドに上がったが、二死一塁で5番・細川に痛恨の2ラン被弾。初球の甘く入ったツーシームをバックスクリーンへ運ばれた。

その裏の攻撃で代打を出され降板。来日初登板は5回102球、8安打3失点、4奪三振1四球の内容で、0-3の6回から救援陣にマウンドを譲った。

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