プロボクシングの野中悠樹、国内男子最年長で新王者に 46歳、東洋太平洋スーパーミドル級

国内男子最年長プロボクサーの野中悠樹

 プロボクシングの東洋太平洋スーパーミドル級王座決定戦12回戦は6日、堺市産業振興センターであり、国内男子最年長46歳の同級9位、野中悠樹(ミツキ、尼崎市出身)が国際ボクシング連盟(IBF)ミドル級元王者で50歳のサム・ソリマン(オーストラリア)に判定勝ちし、新王者となった。日本ボクシングコミッション(JBC)公認タイトルの国内最年長獲得記録を更新。自身が持つ男子選手の国内最年長勝利記録も塗り替えた。

 野中は1999年にプロデビューし、これまでに日本や東洋太平洋などの五つのタイトルを獲得。2022年7月に世界ボクシング機構(WBO)ミドル級王座から陥落し、昨年6月の日本スーパーミドル級王座決定戦でも敗れたが、その後のノンタイトル戦で2連勝していた。

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