なでしこJはアメリカに1-2逆転負け。清家のゴールで先制もPKを含む痛恨の2失点

なでしこジャパンは現地4月6日、『SheBelieves Cup』の初戦でアメリカ女子代表と対戦している。

日本のシステムは4-3-3で、GKに山下杏也加、最終ラインは右から清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、守屋都弥、アンカーに谷川萌々子、インサイドハーフに長野風花と長谷川唯、3トップは右から清家貴子、植木理子、藤野あおばが務めた。

日本が開始1分に先制。谷川が自陣から前線に精度の高いロングボールを供給する。これに抜け出した清家が、相手を背負いながら長い距離を持ち上がり、そのまま右足でゴール左に流し込んだ。

【動画】清家の先制弾!
アメリカの鋭い速攻に苦戦し、何度も危険なシーンを作られたが、守備陣が素早いカバーで対応。15分には守屋が相手のシュートをゴールラインギリギリで防ぐなど奮闘する。

しかし、21分に自陣でボールを奪われたショートカウンターから、ジェディン・ショウにミドルシュートを決められ、同点に追い付かれる。

後半も相手にボールを握られる時間が続くと、77分、途中出場の杉田妃和がペナルティエリア内で相手を倒してしまいPKを献上。これをリンジー・ホランに決められ、逆転された。

終盤に猛攻を仕掛けるも、相手の粘り強い守備を前に、最後までネットを揺らせないまま、1-2で敗戦を喫した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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