ドジャース・山本由伸がMLB初勝利! 今季初5得点未満も盤石ブルペンでリード死守

● カブス 1-4 ドジャース ○
<現地時間4月6日 リグリー・フィールド>

ロサンゼルス・ドジャースが完封リレーでカブスに勝利。先発登板した山本由伸投手(25)がMLB初勝利を挙げた。

今季3度目の登板となった山本は、初回いきなり無死満塁のピンチを背負うも、三者連続三振を奪ってピンチ脱出。2回裏には二死からヒットと四球、味方のエラーで満塁としたが、3番ベリンジャーを見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けた。3回表以降は一人のランナーも許さない完全投球で5回80球で無失点。フォーシームとカーブを軸に8つの三振を奪った。

5回表にドジャースが相手の暴投とマックス・マンシーの2点適時打で3点を先制し、山本は勝ち投手の権利を持って降板。その後はライアン・ブレイシア、ジョー・ケリー、ダニエル・ハドソン、エバン・フィリップスの4人がリードを守り切った。今季初めて5得点未満に終わり、連続試合記録は途切れたが、それをカバーするような投手陣の活躍でカブスに勝利。山本がMLB初勝利を手にした。

この試合の山本は5回を投げ3安打、2四球、8奪三振、無失点。鈴木誠也との日本人対決は2打数無安打、1四球、1三振という結果だった。山本は2試合続けての5回無失点投球で、今季の防御率は「4.09」へ低下した。

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