「リサイクル日本一」15回はだてじゃない…27分別が体験できる、大崎町にホステル「グルリ」14日オープン

大崎町の分別体験ができるGURURIのキッチン=大崎町菱田

 鹿児島県大崎町SDGs推進協議会は14日、同町菱田の体験型宿泊施設「circular village hostel GURURI(サーキュラー ヴィレッジ ホステル グルリ)」を本格オープンさせる。

 リサイクル率日本一を15回達成した大崎町の27品目のごみ分別を体験できる施設で、老朽化した県職員住宅を2023年度にリノベーション。高い断熱性や地域資源を再利用した内装、環境負荷を軽減する工夫を施し、同町が目指す循環型社会を体感できる。23年12月にプレオープンし、宿泊体験や内覧会を行ってきた。

 3月28日、専用予約サイトhttps://hostelgururi.jp/で予約受付を開始。一般客は4月15日から宿泊可能。料金は2万4000円から(宿泊利用は1人から1棟貸し)。

 14日はオープニングイベント(午前10時半~午後3時)を開催。大丸松坂屋百貨店未来定番研究所の笠井裕子所長によるトークイベント(無料)、草木染や廃材を使った時計作りのワークショップ(各1500円)がある。希望者は事前予約フォームで申し込む。

大崎町のリサイクルを体感できる体験型宿泊施設「GURURI」の外観=大崎町菱田

© 株式会社南日本新聞社