前半圧倒のリバプール、マンUに一時は逆転を許す...PKで追い付くも2-2ドローで首位陥落! 遠藤航は攻撃の起点としても奮闘

現地時間4月7日に開催されたプレミアリーグの第32節で、遠藤航が所属するリバプールが、マンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦している。

3日前のシェフィールド・ユナイテッド戦(3-1)は軽い打撲の影響で欠場した遠藤が2試合ぶり復帰。スタメンで4-3-3のアンカーに入る。

そのリバプールは3分、ソボスライが決定機を迎えるも、敵GKオナナの好セーブに阻まれる。

22分には、CKからヌニェスがニアでフリックし、ディアスが右足で合わせて先制ゴールを挙げる。

【動画】狙い通りのCK!ディアスが決めたリバプールの先制点
33分にも遠藤が起点となったカウンターから、最後はサラーが狙うも、オナナに阻止される。

その後も猛攻を仕掛け、42分は遠藤の縦パスからチャンスが生まれ、最後はディアスがシュートを放つもDFにブロックされる。

シュート数15対0と圧倒してアウェーチーム1点リードで折り返す。

しかし、後半に入ってユナイテッドが反撃に出る。50分、クアンサーのパスミスを突いて、B・フェルナンデスがダイレクトシュート。GKケレハーが飛び出し、無人になっていたゴールにこれが吸い込まれ、ファーストシュートで同点に追い付く。

【動画】ミスを突いたB・フェルナンデスのロング弾
これで息を吹き返すと、さらに68分、メイノーが鮮やかなシュートを叩き込み、逆転ゴールを奪う。

守備だけでなく、攻撃の起点としても奮闘した遠藤は、この直後の69分にエリオットと交代してベンチに下がる。

その後はアウェーチームが猛攻を仕掛け、82分にエリオットがボックス内でワン=ビサカに倒されてPKを獲得。これをサラーが落ち着いて決めて、84分に試合を振り出しに戻す。

白熱のナショナルダービーは2-2で終了。前節終了時点で首位に立っていたリバプールは、今節に勝利したアーセナルと勝点71で並んだものの、得失点差で抜かれてトップから陥落した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社