ベトナム労働・傷病軍人・社会事業省は4日、今月29日(月)の勤務日を公休日にして27日(土)から5月1日(水)までの5連休とする案を首相府に提出した。観光や消費を刺激して、経済成長を後押しするためと説明している。4日付VNエクスプレスが報じた。
27~28日は土日で休み。30日と5月1日は南部解放記念日とメーデーの祝日で、現在は飛び石連休となっている。労働省は29日を公休日にした場合の振り替え勤務日をいつにするかは、まだ提案していない。
5連休とする案に対しては、公務員の勤務や地方行政を管轄する内務省や、交通行政を所管する運輸省が賛同している。運輸省は5連休とすることで国民の移動時期が分散され、交通渋滞の抑制につながるとしている。
労働法は、テト(旧正月)と建国記念日の連休は首相が決定し、この他の祝日については現行の法律に従うと規定している。祝日が週末に重なった場合は、翌週の勤務日が休日になる。