100人が通りにぎやかに 5年ぶり観桜会会場で神輿渡御 上越神輿連合会

コロナ禍での休止を挟み5年ぶりに実施。観桜会会場での久々の神輿渡御に、100人が参加した

上越神輿(みこし)連合会(太田ヤヨ子代表)は7日、観桜会が開かれている高田城址公園で観桜会神輿渡御を行った。コロナ禍での休止を挟み、5年ぶりの行事には妙高市や柏崎市、東京都など上越市外、県外から13団体が参加。約100人が神輿を担ぎ、威勢のいいかけ声とともに通りをにぎやかにした。

観桜会会期中の日曜日に実施している行事。今年は春日會のみこしを使用し、極楽橋から噴水付近までを往復する行程。開花が進んだ公園には多くの人が訪れ、担ぎ手と一緒に気勢を上げたり、写真を撮ったりしていた。

出発式では、中川幹太上越市長が「来年の観桜会100回目に向けて、さらに盛り上げてほしい」とあいさつするなど、行事を通じたイベント活性化に期待を寄せる声が多く聞かれた。太田代表(74)は「みんな待ちに待った行事。来年に向けて、もっと気合いを入れて、もっと盛り上げていきたい」と話した。

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