佐賀大和ロータリークラブ30周年 佐賀市で式典、小中学校にテントなど寄贈

創立30周年記念式典であいさつする古賀伸忠会長=佐賀市のホテル龍登園

 佐賀大和ロータリークラブ(古賀伸忠会長、26人)の創立30周年記念式典がこのほど、佐賀市のホテル龍登園で開かれた。近隣のロータリークラブ会員ら145人が出席し、節目を祝った。

 同クラブは1994年に発足し、地元高校生との植樹活動や青少年育成などに取り組んできた。30周年記念事業として、佐賀市の大和、富士、三瀬地区にある小中学校11校に音響機器やテント、間仕切りなどを贈呈した。

 式典のあいさつで古賀会長は、小学校を訪問した際に備品の必要性を知ったことに触れ「現場に行かなければ見えなかったいろいろな事情に、活動を通して気付くことができた。これからも理想の活動を目指して努力する」と誓った。

 来賓の坂井英隆佐賀市長は「長く奉仕活動に取り組まれ感謝している。一緒に未来のまちづくりに取り組んでいきたい」、国際ロータリー第2740地区の千葉憲哉副ガバナーは「活動に熱心なクラブ。会員数も増やしながら50周年、60周年を目指して」と祝辞を述べた。(北島郁男)

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