縁つなぐ「はなまるしぇ」 釈迦の誕生日を前に催し 長崎・教宗寺

僧侶(左)に教わりながらハスの花を作る参加者=長崎市、教宗寺

 長崎市矢上町の教宗寺(小岱利証住職)は7日、仏教を開いた釈迦(しゃか)の誕生日(8日)を祝う「はなまるしぇ×つながる」を開き、多くの家族連れがお寺に足を運んだ。
 さまざまな人と縁をつなぎ、お寺に親しんでもらおうと、2018年から開催。スパイスカレーやスイーツの飲食店ほか、キーホルダー作りなど各種体験ができる約30店が並んだ。
 家族で訪れた雲仙市立南串第二小2年の井上一花さん(7)は専用の紙を使ったハスの花作りに挑戦。好きな青色の紙を指でねじりながら花びらの先端を再現し、貼り合わせて見事な花を咲かせた。「花びら作りが少し難しかったけれど、上手にできた」と喜んだ。
 本堂では、しの笛コンサートや花まつりの紙芝居を開催。「花御堂(みどう)に甘茶をかける」「お坊さんに話しかける」など五つのお題をクリアして進むスタンプラリーもあり、来場者は楽しみながら仏教文化に触れた。

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