来季の巻き返し誓う バックス、日光でファン感謝デー 350人、選手と触れ合う

シュート体験に挑戦するファン感謝デーの参加者=日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは7日、日光霧降アイスアリーナでファン感謝デーを開き、約350人のファンが選手と触れ合うひとときを過ごした。

 藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督とGK福藤豊(ふくふじゆたか)、DF佐藤大翔(さとうひろと)主将の3人がトークショーで今季の戦いを振り返ったほか、リンク上でルーキーによるダンスショーなども行われた。

 ファンは選手のアドバイスを受けながらシュートやフェースオフを体験し、整氷車にも試乗。FW出口圭太(でぐちけいた)とフェースオフを体験した日光市南原小5年の岩本武己(いわもとたけき)さん(10)は「楽しかった。来シーズンはもっとたくさん勝つ試合を見たい」と声を弾ませていた。

 今季は4年ぶりに全日本選手権を制したが、アジアリーグは4位。藤澤監督は「課題と可能性が見えたシーズン。来季は一回りも二回りも成長し、皆さんと戦いたい」と呼びかけ、佐藤主将は「全日本で優勝できたのは宝物。成長した姿でまた戻ってくる」と巻き返しを誓った。

© 株式会社下野新聞社