リサイクルボックスの設置箇所 地図化しホームページで公表 福島県郡山市、年度内に

 福島県郡山市は2024(令和6)年度内に、リサイクルボックスの設置箇所を地図化し、市のホームページで公表する。市内のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)会議室で開かれた市廃棄物減量等推進審議会で、事業計画を示した。

 3R(リユース、リデュース、リサイクル)の促進に向けた事業を展開する。

 市はごみ排出量が政令指定都市の中でも少ない京都市を昨年7月に行政視察した。同市が展開している、リサイクルスポットをウェブサイトのマップ上で検索できる取り組みを取り入れる。可視化により資源物の回収促進を目指す。地図化に併せ、市の施設にリサイクルボックスを設置できないかも検討しているという。

 リユーススポットの実証実験も年度内に行う。市民の不要品を河内クリーンセンターなどで展示して必要とする人に配り、再利用を勧める構想だという。展示品は市と協定を結んでいる地域情報サイトを運営する「ジモティー」(本社・東京)のホームページに掲載される予定。

(郡山版)

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