前江東区長の立候補禁止求め提訴 柿沢氏の有罪確定で東京高検

 昨年4月の東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、柿沢未途元衆院議員の有罪判決が確定したことを受け、東京高検は8日、前区長木村弥生被告(58)=同法違反罪で公判中=に連座制を適用し、区長選への立候補を5年間禁止するよう求める行政訴訟を東京高裁に起こした。訴訟は提訴の受理から100日以内に判決を出すよう努める「百日裁判」で審理される。

 検察側は、柿沢元議員が連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者」に当たるとしている。

 東京地裁は今年3月、公選法違反(買収など)の罪で懲役2年、執行猶予5年の判決を言い渡し、確定した。

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