盛岡市民のソウルフードにも多様性 ベジタリアン向けの「じゃじゃ麺」開発で試食会

盛岡市民のソウルフード「じゃじゃ麺」。海外からの観光客などさまざまな人にその味を知ってもらおうと、ベジタリアン向けメニューが開発され試食会が開かれました。「じゃじゃみそ」に肉は一切使われていません。

新メニューの開発は、盛岡三大麺普及協議会が4月14日の「じゃじゃの日」に合わせて企画したものです。市内の複数の店舗が開発に参加した「ベジタリアンじゃじゃ麺」は、どれも味の決め手となるみそに肉を一切使わずキノコや豆類で代用しているのが特徴です。

(記者リポート)
「コクがあって肉が入っていないとは思えない」

この取り組みは、ニューヨークタイムズ効果で海外からの観光客が増える中盛岡の食文化をより多くの人に伝えるのが狙いです。

(盛岡三大麺普及協議会 高橋 大 さん)
「いろいろな方に盛岡の名物を食べてもらいたいという思いがある。海外の人だけとかではない」

ベジタリアンじゃじゃ麺は、盛岡市と紫波町にある6つの店で4月13日と14日の2日間限定で提供されます。好評の場合、それぞれの店でレギュラーメニューとしても導入を検討するということです。

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