「正しいことをストレートに発言するところを自分の取りえと思っていた反面、ストレートすぎるところは十分にあった…」自民党の長谷川岳参議が釈明 複数の北海道職員への“威圧的な言動” 知事が改善申し入れ

複数の北海道職員が威圧的と感じたとして、言動が問題視されている自民党の長谷川岳参院議員。札幌市内で週末、報道陣の取材に応じ「表現方法に関して無自覚だった」と釈明しました。「今まで正しいことをストレートに発言するというところを自分の取りえだと思っていた反面、ストレートすぎるというところは十分にあったのではないかと。表現方法に関して本当に無自覚であったと心から反省しています」(自民党 長谷川岳参院議員)ハンカチで何度も汗を拭いながら説明する長谷川岳議員。

「威圧的と受け止めた職員が複数人確認」と鈴木知事

北海道職員などに威圧的な言動があったとして、鈴木知事が声を上げる事態となっています。「威圧的と受け止めた職員が複数人確認された。改めていただくよう申し入れた」(鈴木知事)鈴木知事は北海道の幹部職員への聞き取り調査の結果、威圧的に感じた職員が複数人確認されたと明らかにしました。この申し入れを受けて長谷川議員は、知事に電話で謝罪したといいます。「時代とともにみなさん方の受け方も変わるんだという認識をもちまして、この表現方法を一変させる形でやらせていただいています」(長谷川議員)一方、具体的な発言内容は「存じ上げない」とした長谷川議員。パワーハラスメントに該当するかについては明言を避けた上で、態度を改めると謝罪。議員辞職については否定しました。

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