台湾ファウンドリー（半導体の受託製造）大手の聯華電子（ＵＭＣ）が８日発表した2024年３月の連結売上高は前年同月比2.7％増の181億6,713万台湾元（約857億円）で、２カ月連続でプラス成長となった。
前月比では4.1％増えた。前月比での増加は２カ月ぶり。第１四半期（１～３月）の売上高は前年同期比0.8％増の546億3,210万元だった。
王石共同総経理は１月の業績説明会で、第１四半期について「顧客は在庫に対して依然として慎重な態度を取っているが、半導体の全体的な需要は少しずつ回復する」と述べ、出荷量が前四半期比で２～３％増えるとの見通しを示していた。
