ママたちこそ健康診断・がん検診を!…でも正直怖いんです!

引用元:kuppa_rock/gettyimages

●【4月9日は子宮頸がんを予防する日】誰もが「子宮」から生まれてきた命

子宮頸がんを考える市民の会により、4月9日は「子宮頸がんを予防する日」に制定されています。子宮頸がんを考える市民の会は、この日に「LOVE49全国アクション」として全国すべての都道府県でがん発見のスペシャリスト細胞検査士と共にキャンペーンを実施しています。
「4」と「9」で「子宮(しきゅう)」と読む語呂合わせから選ばれたこの日、男性も女性も関係なく子宮のことを大切に想う日にしたいという願いが込められています。

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結果が出るまでの怖さ、どうしたら克服できる?

子宮頸がんはがん検診での早期発見が非常に有効だとわかっています。でも国内でのがん検診率は低いのが現実。
その背景にはママたちが多忙で、自分の健康管理が後回しになってしまうことも。
子宮頸がん検診に限らず、多忙なママたちこそ健康診断やがん検診の受診を定期的にしておきたいのですが、受けない理由は「忙しい」だけではないことも?

口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちによると、

「先日子宮がん検診を受け、来月は胃と大腸の内視鏡の予約を入れました。あとは、乳ガンの検診予約をしようと思っているのですが、気持ちがツラくなってきました。健康診断に行くのも憂鬱で結果も怖いのです。とにかく、怖い!」

病気が早期発見できれば治るのも早いとはわかりつつ。
「何かあったらどうしよう?」と心配する日々もツラいのは正直なところ!

「私も憂鬱な時期がやってきました。『もし何か見つかったら…』と怖いですよね。ネット検索しまくってます(で、余計に怖くなる)。乳がん検診は当日結果を教えてくれるブレストクリニックで毎年受けています。結果出るまで数週間もやもやしなくていいのでおすすめですよ」

「私は父方、母方がともにガン家系なので若い頃から毎年、健康診断&ガン検診を受けています。秋の子宮ガン検診で要精査になり、色々と検査をし、まだはっきりとした診断にならず結果待ちの状態ですが、先生からは『毎年きちんと検診を受けていたんだから、すぐどうこうなるような事はない』と言われています。きちんと受けていてよかったです」

怖いけど、やっぱり定期的に受けておくのが最終的には安心のタネになるのかも……。

「病院勤務だったときに、血便で来院、その後即日入院して入院当日に亡くなった方がいました。その方は既往歴が全くありませんでした。そうです。病院に行かないから既往歴もない。健康診断も行かないから、異常も見つからなかった、そんな方でした」

「去年の暮れに母に乳ガンが見つかりました。母は1年に1回、乳ガン検診を受けていて初期での発見でした。本来、乳ガン検診は見つからなくてホッとする為のものではなく、見つけるための検診だと思うから~と母が言っていて確かに!と思いました」

「私がいつも思っているのは、『今現在、自分にがんが有るか無いかが重要で、検診しようがしまいが関係ない。有れば有るし、無ければ無い。どのみち有るのなら、検診で見つけて治療する方が、見つからず放置するよりよほど良い』です」

「本当に怖いのは検診ではなくて病気の方です。検診で異常が見つかっても、それで人生終わりじゃありませんし。異常があったら治せばいいんです。方法はいくらでもあります。失敗したらやり直せばいいし、転んだら立ち上がればいいし、病気になったら治療すればいい、と思ってます」

病気が見つかる=人生終わりじゃない! 医学も進歩していますし、前向きに健康診断やがん検診を受けたいですね。
(文・古川はる香)

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■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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