交通安全の願い込め 新入学児童に黄色いワッペン贈呈

学校に子どもたちの声が戻ってくる中、新入学児童の交通安全を啓発する「黄色いワッペン」の贈呈式が行われました。

交通安全のスローガンが記された、おなじみの黄色いワッペン。8日、奈良市役所では損害保険ジャパンのほか、みずほ銀行、明治安田生命保険、それに第一生命保険の4つの企業から、奈良市の仲川市長に黄色いワッペン2268枚の目録が手渡されました。

子どもの交通安全を呼びかける黄色いワッペンは、この春小学校に入学する全国の新1年生を対象に毎年贈呈されるもので、交通事故傷害保険が付けられています。仲川市長は、「学校生活に不慣れな新1年生は交通事故にあう確率が高い」と指摘したうえで、ワッペンを通して交通安全につなげたいと語りました。贈呈されたワッペンは10日の入学式で新1年生に配布されます。

損害保険ジャパン(株)奈良支店 支店長 勝呂薫さん

「子どもたちが事故に気を付けようという意識付けになればいいというのがひとつ。車を運転している人が黄色いワッペンを見て、運転に気を付けようという注意喚起や交通事故防止の意識を高めてもらえれば」

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