「マジでありえない!」大谷翔平が今季初めて放つ”レフト方向”への3号ソロ弾に米驚愕!「ビッグフライだ!」

待望の”逆方向”への一発が飛び出した。

現地4月8日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地でのミネソタ・ツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、7回に今季第3号のソロホームランを左翼スタンドに放り込んだ。

ドジャース・ファンの歓喜の声が上がったのは、2対2の同点で迎えた7回表だ。先頭打者のジェームズ・アウトマンが、この回から登板したツインズ3番手ジェイ・ジャクソンから貴重なソロ弾を打ち、ドジャースが勝ち越しに成功した。

しばらく興奮も冷めやらぬなか、2死走者なしで打席に入ったのは大谷。ここまでの3打席で2本の二塁打を記録し、打撃好調な偉才は真ん中付近に入ったスライダーを見逃さず、レフトに高々と打ち上げる。すると打球はどんどん伸びていき、スタンドギリギリに到達。追加点となる本塁打を叩き込んだ。
今シーズン初めて目撃するレフト方向への一発に、米メディアもすぐさま反応。ドジャース傘下2Aタルサでカメラ・サウンドオペレーターを務めるディラード・バーンハート氏は自身のX(旧ツイッター)に「大谷翔平が、ミネソタでビッグフライだ!」と大谷の3号ソロを即共有。滞空時間の長い一発にご機嫌だった。

他にも、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「大谷翔平が今季3本目となるホームランを放った!」と速報を打ち、「彼のバッティングは、マジで本当にありえない!」と左翼フライかと思われた打球がアーチに変わる、そのパワフルさに驚愕。喝采を送っていた。

終盤に出たホームラン2発が効き、試合は4対2でドジャースが勝利を収めた。昨年、44本塁打で日本人初のホームラン王に輝いたスーパースターが、いよいよ量産態勢に入る。

構成●THE DIGEST編集部

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