お馬出しプロジェクト(宮越紀祢子代表)は7日、上越市の高田城址公園などで「高田の殿さま姫さまお花見道中」を行った。時代衣装を着ての行列で、花見客の注目を集めた。
高田の歴史発信やインバウンド客の歓迎などを目的に実施。松平忠輝と五郎八姫をはじめ、武士や商人、旅芸人などに扮(ふん)した「お馬出し一座」が雁木通りプラザ(同市本町3)から高田城址公園までをパレード。道中ではインバウンド客に向け、高田の歴史や見どころを日本語、英語、中国語で紹介するチラシを配布した。
公園到着後は芝生広場で花見の会。三味線演奏に合わせて民謡を歌うなどした。通りがかりの花見客も足を止め、一座の盛り上がりに見入っていた。
今回が初参加で、町火消しを演じた吉澤拓洋さん(31)は「普段できない格好で、みんなに喜んでもらえてよかった」と話した。