リバプールMFチアゴがメキシコでバルサ時代の旧友と再会か? クラブアメリカと「すでに代理人が交渉中」

チアゴ・アルカンタラが今夏、メキシコで新たな挑戦を始めるかもしれない。

メキシコ『カリエンテTV』は8日、リバプールに所属するスペイン代表MFチアゴ(32歳)の代理人が、メキシコシティでクラブアメリカの関係者と交渉中と報じた。移籍専門記者のエクレム・コヌル氏もこれに追随する形で、X(旧ツイッター)に「交渉中」と投稿している。

チアゴとメキシコの名門の接触に首をかしげたくもなるが、同メディアは「アルカンタラはバルセロナのラ・マシアで数年間一緒だったジョナサン・ドス・サントス(クラブアメリカ所属)の友人だ。(入団決定なら)数年ぶりに再会することになる」と旧友の存在を指摘。同時に、元スペインU-17代表のMFアルバロ・フィダルゴが退団した場合の代役候補とも伝えている。

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今季は怪我による長期離脱を強いられ、その間に遠藤航、アレクシス・マカリステル、ドミニク・ソボスライらがリバプール中盤の不可欠な戦力に。チアゴにとっては難しい状況になっていて、今年6月に切れる契約の延長交渉をしている話は伝わってこない。

すでに1月から他クラブと自由な交渉が可能な立場にあり、メキシコのクラブと具体的な話をしていても不思議はない。はたして、マエストロの決断は――。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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