大谷翔平、驚愕の“打率.500、OPS1.704”! 「最も熱いバットを振っている」と米メディア称賛「ベッツがオオタニにバトンを渡した」

大谷翔平のバットが止まらない。現地4月8日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地ターゲット・フィールドでミネソタ・ツインズと対戦して4対2で勝利。大谷は5打数3安打、2本の二塁打と3号ソロ本塁打をマークし、今季初の猛打賞に加えて自身最長となる5試合連続マルチ安打を記録した。

大谷の好調ぶりには米メディアも着目している。専門サイト『Dodger Insider』は、「今季初の1試合3安打。7回にはソロ本塁打を放った」として、「ドジャースで最も熱いバットを振っている。これは4月3日(現地時間)に今季初本塁打を打ったサンフランシスコ・ジャイアンツ戦から始まった」と話を続けた。

同メディアは直近5試合(3日のジャイアンツ戦、5~7日のシカゴ・カブス戦、8日のツインズ戦)の打撃成績をピックアップ。「22打数11安打、本塁打3本、二塁打4本、三塁打1本、四球1、7得点、5打点。打率は.500、出塁率.522、長打率1.182、OPSは1.704」と、驚愕の数字を紹介した。
今シーズンのドジャースでは、開幕からムーキー・ベッツが絶好調だった。不動のリードオフマンは開幕から5試合で、18打数11安打、本塁打4本、二塁打2本、四球7、9得点、10打点。打率.611、出塁率.720、長打率1.389、OPSは2.109と驚異的な成績を叩き出していた。しかし、直近5試合は18打数3安打で、打点と本塁打は0とトーンダウンした感がある。

ベッツの無双状態が落ち着いてきた一方、大谷が安打を量産中だ。こうした1~2番の成績の移り変わりを、「ベッツがオオタニにバトンを渡した」と同メディアは表現した。ナ・リーグ西地区で唯一勝ち越している首位ドジャースは、誰かの調子が悪くとも、ほかの誰かが打線を引っ張っている。

構成●THE DIGEST編集部

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